総合診療医のサブスペシャリティとして、現在家庭医療専門医・病院総合診療専門医・地域総合診療専門医が検討されています。
2024年より当院では家庭医療専門医を習得できる専門研修プログラムを開始しました。
総合診療専門医から更なる成長を目指すため、河北病院で家庭医療専門医に挑戦してみませんか?
新家庭医療専門医制度は日本プライマリケア連合学会で制定されている制度です。
2年間の専門研修が必要で、診療所・小病院中心の家庭医療専門研修Ⅰと病院中心の家庭医療専門研修Ⅱに分かれており、それぞれの研修期間は、研修Ⅰが18ヵ月以上、研修Ⅱが6ヵ月以上 です。
なお、継続的ケアの経験を担保することを目的として、研修Ⅰは12ヵ月以上連続して同一の施設で研修する必要があります。また、初期研修修了後4年以上の臨床経験があることも修了条件となります。
(詳細は学会HPをご参照 下さい)
20本のポートフォリオ作成など専門医取得のハードルは高いですが、取得によって家庭医療学・総合診療をより深く身につけた専門医を目指すことができます。
当院の総合診療専門研修プログラムとの連携プログラムと単独プログラムの2種類を用意しています。
当院で総合診療専門研修プログラムを修了した専攻医を対象としています。
研修期間は研修1 の12ヶ月です。山形県立河北病院で12ヶ月の研修を行います。
希望に応じてもう1年延長など、それぞれの進捗に合わせながら研修内容・期間を検討します。
他院で総合診療専門研修プログラムを修了した専攻医を対象としています。
研修期間は研修Ⅰが18ヵ月、研修Ⅱが6ヵ月 です。研修Ⅰは山形県立河北病院で18ヶ月、研修Ⅱは公立置賜総合病院で6ヶ月を予定しています。
希望に応じて河北病院での研修をもう1年延長など、それぞれの進捗に合わせながら研修内容・期間を検討します。
総合診療専門研修プログラムと同様、勤務時間内に学べることを目標に学習支援を行います。
山形県立河北病院では外来・入院・救急・在宅・緩和ケアと様々な場を通じて家庭医療の実践を行い、ポートフォリオを通じて理論学習や省察を行います。