ごあいさつ

河北総診で総合診療を始めよう

今でも忘れられない、私が医者になりたての頃。患者さんの入院相談をしてもどこの診療科も、「うちじゃない。」そう言われ途方に暮れていた時、「困ってるならうちで診るよ!」と言い切ってくれた先生がいました。その背中が最高にカッコよくて、それ以来、「困っている人は何でも診られる医者」を目指して今でも走り続けています。

何でも診られる医者とはどんな存在でしょうか? この答えは誰にもわかりませんが、私は「総合診療医」が最も近い答えだと信じています。困っている人をまるごと診ること、そして自分達だけで解決できない問題に対して仲間とぐるっと繋がることが、あの日憧れた「何でも診る」の実践になっていると思います。

山形県立河北病院は100床の小病院ですが、外来・入院・救急・訪問診療と「困った人を何でも診る」の実践に最高の環境です。 そして、『河北総診』は山形県で総合診療を実践し、総合診療医として学んでいくための絶好のフィールドです!「何でも診る」にチャレンジしたいあなたの背中を、しっかり、確実に、愛を持って押し上げられると私達は考えています。

患者さん・家族・地域に泥臭く関わり続けて、伴走していくような医療をやりたい人は、ぜひ河北総診にお越しください。四季折々豊かな山形で、一緒に総合診療の道を歩き始めましょう。

総合診療科 医師 深瀬 龍